中国語圏への留学
最近では英語圏だけでなく中国語圏の留学も人気が高まってきています。中国語を習得するメリットとは何でしょうか、また中国語が今、大いに必要とされているのはなぜか、詳しく見てみましょう。
留学と言えば、アメリカや、イギリスなどの英語圏が人気でしたが、2000年に入って中国の経済が発展し、世界でも注目されている国になりました。また、たくさんの企業が中国進出をし、中国語を話せる人がより有利になってきました。当時、英語が話せる人はそう珍しくなくなってきましたが、中国語を話せる人が英語に比べて少なく、ビジネスの世界で、中国語が注目されています。
「中国語圏」は、中国大陸、香港、台湾、シンガポールのことをいいます。中国人が人口の多数を占め、中国語を母国語または共通語となっています。香港、シンガポールへの大学の学部留学は非常に厳しく、入学も難しいのが現状です。そのため、大学への正規留学を希望する場合には、中国か台湾となります。その中でも、めざましい発展を遂げている中国は、教育においても変革と開放政策が進み、かなりの大学が国際交流を積極的に推し進めています。長期留学、短期留学を含め、中国の留学生の国別に多い順番は、韓国、日本、アメリカの順となっています。
生活費について
また、中国は、物価が日本と比べ物価が安いのが魅力です。もちろん、大都市など物価が高いところがあり、都市によって違いますが、基本的に食費や交通費など日本に比べかなり安いです。例えば、１元約１４円の中国は、食べ物も日本のほぼ１０分の１の値段で買えます。また、１００万円で１年間の生活費と学費がまかなえる額です。全体的に見て、留学費は欧米より安くなります。光熱費などは無料になっている寮やアパートが多くあります。また、インターネットは、大学の寮や大学のキャンパス内で使用可能です。自分のノートパソコンを持ってない人は、インターネット喫茶もいたるところにあり、便利です。
ビジネスで有利
学生だけでなく、社会人を対象に、社会人のための集中講座や短期語学講座などが充実しています。それを活用して仕事しながら留学して、中国語を習得することもできます。