留学する前に
自分の留学したい国や、留学する学校が決まって、実際に留学するまでに準備することがいろいろあります。ここでは、留学するまでの流れについて簡単に説明したいと思います。
語学留学の場合
語学留学の場合の準備期間は4〜6か月必要となります。留学準備は、まず、情報収集から始まり、学校の資料請求、入学の申込みと進み、行き先が決まったら渡航準備をします。特に、現地の学校とのやり取りにはたいてい時間がかかります。時間に余裕を持たせるようにしましょう。私立校と大学付属などの公立校、また学校ごとに違いますので、よく確認してください。国によってビザ取得に要する日数も異なります。特に大学付属の公立校は学期制となります。入学日から逆算して準備を始めましょう。
大学に留学する場合
大学に留学する場合は、最低でも、1年〜1年半の準備期間が必要になります。まず、何を学びたいのか、どの学位の取得を目指すのかを決める事が大切ですが語学学校に行く場合に比べ大学の情報収集を早い段階から始める必要があります。今の、自分の英語力や留学の予算など、自分の条件や希望に合った大学を見つけるためには早めの準備が必要です。各大学によって願書の提出期限があります。例えば、出願のチャンスが1年に1度しかない場合、その時期に遅れてしまうと、次の年までまたなければなりません。また、出願のために必要な書類も多く、必要な書類をそろえる時間もかかります。
パスポート
留学を決めたらまず、パスポートを持っていない人はパスポートを取りに行きましょう。すでにパスポートを持っている人は、滞在中に有効期限が切れないか確認しておきましょう。パスポートの有効期限が、切れると一度更新するために日本に戻ってから大使館で手続きする必要があります。パスポートは、５年有効のものと１０年有効のものがあります。パスポート申請では、戸籍謄本、住民票、官製はがき、顔写真、身分証明書、収入印紙（１０年の場合１６０００円、５年の場合１２歳以上が１１０００円）などが必要です。パスポートの申請には、一度申請しに行ってから、３週間から１か月くらいかかり、通知が来たら自分で取りに行く必要があります。更新は１週間くらいでできます。どちらにしてもすぐにパスポートが取れるわけではないですので、時間に余裕を持って申請しましょう。パスポートが取れてから入学の手続きがはじまります。